地震に備え、わが家の点検
更新日:2022年3月9日
万が一の地震に備え家や周囲の点検・対策を行い、避難について家族で話し合いましょう。
地震の揺れと想定される被害
震度0 | 人は揺れを感じない。 |
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震度1 | 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 |
震度2 | 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。 |
震度3 | 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音を立てることがある。 |
震度4 | 眠っている人のほとんどが目を覚まし、部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。 |
震度5 |
家具が動いたり、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れることがある。 |
震度5 |
タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。自動車の運転は困難。 |
震度6 |
立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。 |
震度6 |
立っていられず、はわないと動くことができない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。 |
震度7 | 自分の意志で行動できない。大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。 |
家や周囲の安全対策
私たちができる最も手軽で有効な地震対策は、家具の転倒・落下を防ぐ対策と、家の周囲のブロック塀などの安全対策です。いまのうちに家の内外を点検し、以下のような対策を進めておきましょう。
家の中の安全対策
逃げ場の確保
- 避難時の通路となる玄関や廊下などには家具や荷物を置かない。
家具や電気製品の落下・転倒防止
- 家具は畳の上でなく板の間に置き、背の高いものはL字金具や支え棒で固定する。
- 滑りやすい家具の脚には、滑り止めの器具をつける。
- 家具と壁・柱の間にすき間があると倒れやすいので、板などを差し込んで寄りかかるように固定する。
- カーテンは防炎加工のものに取り替える。
- ストーブは対震自動消火装置つきにし、周囲に燃えやすい物を置かない。
- 家具の上に重いものや危険なものを置かない。
- 寝室、お年寄りや子どものいる部屋には大型の家具を置かない。
非常時持出品等の準備
- 安全に避難できるように手近なところにズックなどを用意。
- 懐中電灯は、すぐ手にできるところに置く。
- メガネはすぐ手にできて、壊れないように、袋に入れて壁にかけておく。
- 車のトランクにも水や食料、毛布を入れておく。
- 水、食料など非常持出品は最低3日分確保しよう。
家の周囲の安全対策
屋根
- 屋根やアンテナを点検し、危険なものは固定するか、専門業者に依頼して修理・交換する。
ベランダ
- 整理整頓し、落下する恐れのある植木鉢などは取り除いておく。
窓ガラス
- ガラスには飛散防止フィルムを貼る。
ブロック塀・門柱
- 基礎の弱いもの、鉄筋が入っていないものなどが危険。問題箇所があれば修理する。
プロパンガス
- プロパンガスのボンベは、上下2本の鎖で壁にしっかり固定する。
家族防災会議を開こう!
いざというときに最も頼りになるのは、やはり家族です。月に1回程度、家族そろって防災について話し合いましょう。話題としたいテーマは以下の5つです。
家族一人ひとりの役割分担
- 日常の予防対策上の役割と地震発生時の役割の両方を決めておく。
- お年寄り、乳幼児、障害者などがいる場合は、誰が支援するかなども話し合う。
家屋の危険箇所をチェック
- 家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。
- 放置できない危険箇所については、修理や補強の方法についても話し合う。
家具の安全な配置と転倒防止対策
- 家の中に安全なスペースを確保するため、家具の配置換えや転倒・落下を防ぐ方法を考える。
- いつ、誰と誰がその作業を行うかなども決めておく。
非常持出品のチェックと入れ替え
- 家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。
- 定期的に保存状態や使用期限を点検し、新しいものと取り替える。
災害時の連絡方法や避難場所の確認
- 避難コースの危険箇所についても話し合い、できれば休日などを利用し、みんなで下見をしておく。
- 家族が離ればなれになったときの連絡方法や避難場所を確認する。
関連項目
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防災危機管理課
電話:0237-85-1402 ファックス:0237-86-7220
(代表)cherry@city.sagae.yamagata.jp
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