地域情報通信基盤整備推進交付金事業の事後評価
更新日:2016年7月21日
本市では、平成21年度に「地域情報通信基盤整備推進交付金」の交付を受けて、平成22年度に西部地区(白岩、高松、醍醐)及び松川地区に光ファイバー網を整備し、IRU 方式により連携する電気通信事業者に貸し出して、当該事業者による光ブロードバンドサービスの提供を実現いたしました。
この事業では、整備が完了してから5年後に整備計画の事後評価を行い、その内容を公表することになっています。この度、事後評価を実施しましたので以下のとおり公表いたします。
- 事業名:地域情報通信基盤整備推進交付事業(平成21年度交付平成22年度実施)
- 事業完了年月日:平成22年12月21日
- 総事業費:133,446,000円
- 国から交付を受けた金額:44,482,000円
- 整備対象地域:市西部地区及び松川地区
- 事業の内容:情報通信社会が進展する中、本市においては、寒河江西部地区と、柴橋地区の一部の地域においてADSLサービスが提供はされているものの、収容局からかなり離れた地区が点在しますので、実際にはブロードバンド速度に達していない世帯が数多く存在します。さらに、収容局から4km以上離れたブロードバンドゼロ地域が存在しますのでADSLサービスも使用できず、小学校での児童のインターネットを利用したパソコン授業もままならない状況でした。それゆえ当該地域と、光ブロードバンドサービスが提供されている当市中心部と比較した場合、同じ市内でありながら大きな情報格差が生じておりました。よって、ブロードバンドサービスを利用可能にするために必要な光ファイバー網等を整備し、IRU 方式により連携する電気通信事業者に貸し出して、当該事業者による光ブロードバンドサービスの提供を実現し、当市のブロードバンドゼロ地域の完全解消と当該地域の更なる生活の向上及び地域経済の活性化を図りました。
- 光ブロードバンドサービス提供開始日:平成23年1月5日
- サービス提供形態:公設民営(IRU)
- IRU契約先:東日本電信電話株式会社
項目 | 初年度目標値 | 最終年度目標値 | 平成23年度末実績値 | 平成27年度末実績値 |
---|---|---|---|---|
整備地域の世帯数 | 2,090 | 2,090 | 2,086 | 2,093 |
加入世帯数 | 337 | 649 | 849 | 1,196 |
加入率(パーセント) | 16.1 | 31.1 | 40.7 | 57.1 |
11.評価及び課題
本事業は、整備計画において目標としていた加入世帯数、加入率を早期にしかも大幅に達成することができており、十分評価できるものと考えております。
課題として、光ファイバー網等基盤の維持管理、特に支障移転経費が毎年一定ではないことや、数十年後、この基盤が老朽化した場合の費用捻出等、財政を圧迫することが懸念されます。
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