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さくらんぼ大百科事典 さくらんぼの品種

作出国一覧

ドイツ

フランス

 1822年フランス・オーリニスの苗木商ジャボレー氏が多数の実生を作り、その中から選抜した。日本には明治41年(1908年)に農商務省が山形県農事試験場を桜桃品種試験地に指定した際、フランスから導入された。大正12年度の試験成績特別報告において優良種と認められ、以後授粉樹として栽培されている。
 樹姿は開帳性で、樹勢は強く生育は旺盛である。枝は良く伸びるが、湾曲し先端が下垂する。果実は心臓形で、大きさは5グラム前後で小さい。果皮色は始め鮮紅色であるが、しだいに濃赤色になる。果肉は赤く、軟らかい。甘みは少なく、酸味が多い。収穫時期は、6月上旬の早生種である。

イタリア

トルコ

キュタヒヤ
キュタヒヤ

中国

 中国大連市の王逢寿氏が育成した。果実は大きく、心臓形である。色は全面明るい黄色と珍しい。果肉は硬く、日持ちが良い。酸味が少ないため食味は良い。あまり豊産性ではない。
 収穫時期は6月下旬から7月上旬。

ロシア

ブラックタータリアン
ブラックタータリアン

オランダ

ウェインケルス
ウェインケルス

作出国不明

不明

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