本市では、平成15年に健康増進計画として「健康さがえ21」を策定し、一次予防を重要視した健康づくり施策を展開しました。その後平成26年3月には改訂版となる「第2次健康さがえ21」と策定し、市民が生活習慣を自ら主体的に改善し、生涯にわたり健康的な生活が営めるよう支援するとともに、地域社会で協働による健康づくりに取り組むことができるよう各関係団体と一体となり、健康づくりに努めてきたところです。

　このような取り組みの結果により、着実に成果を上げた一方で、目標に達成せず課題が残った分野もありました。少子化・高齢化がさらに進み、総人口・生産年齢人口が減少し、独居世帯が増加、仕事と育児・介護との両立や多様な働き方の広まり、高齢者の就労拡大を通じ社会の多様化がさらに進み、今後さらに健康に対する不安や課題を抱える市民が増加するとともに、医療や介護の負担の増加が予測されます。

　このようなことから、国では「健康日本21」（令和6年度から令和17年度）を策定し、「誰一人取り残さない健康づくり」を推進し、「より実効性を持つ取組」の推進に重点を置くとされました。本市においても、本計画を策定し、個人の取り組みだけではなく、組織や地域社会との連携を強化し、生涯にわたって健やかで心豊かに暮らすことのできる社会の実現を目指していきます。

「第3次健康さがえ21」（PDF：4,040KB）

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