下水道のしくみ
更新日:2019年4月1日
私たちが生活していくうえで、水は絶対に欠かせません。家庭や工場などから排出された汚水が直接川や海に流れ込むと、豊かな自然を壊してしまいます。そこで活躍するのが下水道です。下水道は次のようなしくみで汚れた水をきれいにして、最上川へ還しています。
1.下水管
汚れた水は、下水管で浄化センターに運ばれます。下水管は道路の下などに埋められています。
2.沈砂池
処理場に運ばれた汚れた水の大きなゴミ、小石や砂を取り除き、ポンプ室へ送ります。
3.ポンプ室
ゴミを取り除いた水は、ポンプでくみ上げて最初沈殿池へ送ります。
4.最初沈殿池
汚れた水をゆっくり流して沈殿しやすいものを底に沈めます。
5.反応タンク
汚れた水をきれいにするところで、浄化センターの中で最も大切な場所です。ここでは、汚れの原因になっている有機物を活性汚泥(バクテリアや小さな生き物のかたまり)と空気を混ぜて分解し、汚れのかたまりをつくります。
6.最終沈殿池
重いかたまりとなった汚れをゆっくりと時間をかけ、沈殿させます。ここで、有機物の約90%が取り除かれます。
7.塩素接触タンク
最終沈殿池のうわずみ水にはまだ大腸菌などが生きているので、塩素で消毒します。こうしてさらにきれいになった水を最上川に流しています。
8.汚泥処理施設
最初沈殿池や最終沈殿池で取り除いた汚れのかたまりを集めて、脱水機で水分を取り除きます。水分を取り除いた汚泥は、肥料や固形燃料に有効利用されています。
お問い合わせ
上下水道課
山形県寒河江市大字西根字上川原10
電話:0237-86-8511 ファックス:0237-86-8513
(代表)cherry@city.sagae.yamagata.jp
こちらのメールアドレスに頂いた問合せ等については、各課のメール
アドレスから
返信する場合がありますので、寒河江市のドメイン(@city.sagae.yamagata.jp)からの
メールを受信できるよう設定くださいますようお願いいたします。
