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さくらんぼ大百科事典【品種解説】(作出国:不明)

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更新日:2012年10月31日

作出国 不明

 品種の来歴は明らかでないが、古くから栽培されている品種。18世紀初めにはヨーロッパ諸国で栽培され、現在でも世界各地で栽培されている。本品種には異名が数種あるが、ナポレオンという名は1820年に付けられたといわれる。その後アメリカではオックスハート又はロイヤルアンと呼ばれていたが、1862年果実学会誌にナポレオンと掲載されたのを契機に元の名で呼ばれるようになった。
 日本には、1872年(明治5年)に勧業寮によって導入された。1910年に「那翁(ナポレオン)」と名称が統一されるまで山形県では、10号と呼んでいた。
 樹勢は直立性であるが、成木化に伴い開帳し大木となる。花の着きもよく豊産性である。
 果実は長心臓形で大きさは6グラムから7グラム。果皮の色は帯赤黄斑色で完熟すると陽光面が紅色になる。果肉はクリーム色で果汁は多く、生食、加工とも向いている。果肉は硬く、輸送性に富むが実割れしやすいので雨除けテントが必要。糖度は16パーセント程度で、酸度は0.8パーセントから1パーセントと佐藤錦より酸味が強いが、完熟したものは味が濃く、おいしい。
 収穫時期は、開花後51日から55日で、山形では6月下旬から7月上旬の晩生種である。

リオンスカ
リオンスカ

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