寒河江やきとり
更新日:2024年12月5日
「寒河江やきとり」とは
「寒河江やきとり」は昭和30年に創業したお店から市内に広まり、多くの市民に愛されてきた寒河江市が誇るB級グルメです。その主な特徴は次の3点です。
- 豚モツ中心のやきとり
- 1串のボリューム
- 1串150円前後というコスパの良さ
やきとりの種類はお店で異なりますが、欠かせないのはサガリ、レバーなどの豚モツのやきとりで、客の好みに合わせて塩またはタレで味付けされたやきとりを頬張ると、新鮮な豚モツを香ばしく焼き上げた旨味が口一杯に広がり、幸せな気持ちで満たされます。
メインであるやきとりと共に忘れてはならないのが「豚足」、「煮込み」のサイドメニューです。やきとりが焼き上がるまでの間、サイドメニューを味わいながら待つのが、寒河江やきとりの楽しみ方です。 豚足は、沖縄や福岡で食べられているものとは異なり、塩味でトロトロに煮込まれたもので、それぞれのお店で豚足の皮の有無や味付けにこだわりがあります。 煮込みは、豚モツや牛モツを根菜類とじっくり煮込んだ味噌味のものが定番。入れる具材や味付けの濃さなど、こちらも各店で特徴が異なります。
豚足と煮込み、どちらもお店毎の特徴がありますので、食べ比べて、自分好みの味を探してみてはいかがでしょうか?
「寒河江やきとり」の歴史とルーツ
全国で主流の鶏肉のやきとりではなく、なぜ、豚モツ中心のやきとりが寒河江市で愛されてきたのか?それには興味深い歴史的理由と背景があります。
寒河江やきとりは昭和30年に、山形市のやきとり屋で修行してきた店主が創業したのが始まり。修行先の山形市のやきとり屋もモツ焼き中心で、当時浅草の菊水通りで繁盛していたモツ焼きを山形に持ち込んだのがルーツと言われています。東京の流行最先端の味が寒河江市に持ち込まれ、珍しさと美味しさから市民に受け入れられるのに時間がかかりませんでした。また、当時、市内には食肉加工場があり、新鮮な豚モツが手に入りやすく、さらに、市内に良質の地酒を醸す蔵元があったことから、多くの市民に根付いていったと推測されます。
その後、鶏肉が安価に提供されるようになってからも、豚モツの寒河江やきとりは、多くの市民に愛され、現在まで受け継がれている市民の心の味です。
(情報提供:寒河江やきとり課)
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(代表)cherry@city.sagae.yamagata.jp
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