応急手当
更新日:2022年3月9日
生死をわける心配蘇生法
- 意識を調べる
「大丈夫ですか?」と呼びかけ、肩を軽くたたき、反応があるかを見る。 - 助けを呼ぶ
意識がなければ大きな声で、「救急車を呼んで」と助けを求める。 - 気道の確保
手を額に当て、もう一方の手の人差指と中指の2本をあご先に当てて持ち上げ、空気の通り道を確保する。 - 呼吸の有無
頬を傷病者の口に近づけ、呼吸の音を確認し、胸と腹部を見て、上下の動きを見る。 - 呼吸がなければ人口呼吸
気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差指で傷病者の鼻をつまむ。
口を大きくあけて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、胸が軽くふくらむ程度に息をゆっくりと2回吹き込む。 - 心臓が動いているか調べる
傷病者の口に耳を近づけて、次の「循環のサイン」の有無を「息、咳、動き」で調べる。
充分な呼吸をはじめたか?
人工呼吸で咳が出るか?
体に動きが見られるか? - 循環のサインがなければ心臓マッサージ
心臓マッサージは1分間に100回のリズムで胸骨下部を圧迫し行う。
人工呼吸は、1回の吹き込みに2秒をかけて行う。
マッサージ30回と人工呼吸2回のサイクルを繰り返す。
出血・骨折・やけど・のどが詰まった
出血時の直接圧迫止血法
きれいなガ-ゼやハンカチ、包帯を傷口に当て、手で圧迫する。
ビニ-ル・ゴム手袋やビニ-ルの買い物袋などを利用して、血液に直接触れないように注意する。
骨折の処置
- 足の骨折:骨折した場所の上下の関節も固定し、そえ木は長いものを使用する。
- 腕の骨折:そえ木で固定した後、幅広い布で腕をつり、さらに体に固定する。
やけどの処置
- 部分的なやけどは、痛みが軽くなるまで流水で冷やす。
- 衣服の上からやけどしたときは服の上から10分以上冷やす。
- 広い範囲のやけどでは、いったん冷やしてから毛布などで体をくるみ、保温する。
- やけどに伴う水泡はやぶらない。
のどに食べ物がつまったときの背部叩打法
- ひざまずいて、傷病者を自分の方に向けて横向きの体位にする。
- 手の平(手の付け根に近い部分)で、肩甲骨の間を4から5回力強く連続してたたく。
乳幼児の場合
- 片腕の上に腹ばいにして、頭部が低くなるような姿勢にする。
- あごを手に乗せた後、突き出すようにする。
- もう一方の手の付け根で、背中の真中をたたく。
関連項目
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