山頂からの感動的な眺望と美しい四季の移り変わり、そして信仰の対象として崇められている奥深き歴史を肌で感じてみませんか? 心を引き付ける神秘的な魅力たっぷりの西村山エリア名峰三山の旅をご紹介します。
日本百名山であり、花の百名山にも選ばれている「月山」は、山形県のほぼ中央に位置する。標高2,000mに満たない山だが、日本有数の豪雪地帯のため3,000m級の山でないと見られないような様々な高山植物に出会うことができる。雪どけした箇所から次々に咲くため、初秋まで高山植物が楽しめ、更に日帰り登山できるため、1年に何度も訪れる登山者も多い。
朝日連峰は、端正な三角錐の主峰・大朝日岳のほか、西朝日岳、寒江山、以東岳を主稜とする連峰で、花崗岩質の隆起山脈。
冬の季節風を受けるため雪も多いが、稜線上に点在する多くのお花畑、池塘、残雪はみごと。
稜線にいくつかの山小屋(避難小屋)が存在する。日帰りは強行軍のため前泊後泊を考えたい。なるべく近い山麓に一泊して日帰りするか、山中一泊の行程を組むなど、登山経験のある中級者以上に向いた山と言える。
寒河江市、村山市、大蔵村の境に位置する「葉山」は、かつて「出羽三山」のひとつに数えられていた。 奈良時代から修験の山として知られているが、現代では市民の山として親しまれ、新緑の季節から紅葉の季節までは、アプローチもよく手軽に登ることができ賑わいを見せている。 山頂からの展望が素晴らしく、山形県内の日本百名山6座(月山、大朝日岳、鳥海山、蔵王山、飯豊山、吾妻山)すべてを一望することができる。
冬期閉鎖の林道開通は、基本的に6月下旬。雪解けの際の雪崩や崖崩れによる通行止めが発生する場合があります。お出かけの際には事前にお問い合わせください。
山形県西村山道路計画課 0237-86-8412
山形森林監督署 0237-86-3161