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初市・ひな市・暮の市

更新日:2022年2月21日

初市(1月13日)
 だんご木市ともいう。いつごろから市がたつようになったのかはよくわからない。寒河江の領主であった大江氏の時代からともいわれている。年の始めの大切な行事である。大豊作を前祝いするだんご木(みずき)や縁起ものの初あめ、そして生活に必要なはしご・脚立・うす・きね・まな板・なべぶた・おけ等の木工品、冬の野菜はなんでも出店にならぶ。
 近くの町からも客がきてにぎわった。
 現在は新町通りに市がたつ。
 1月15日に初市で買っただんご木にだんごをさし、茶の間には大きいだんご木をかざった。「金」と大きく書いた巾着餅・まゆだま・ふなせんべい・子どもたちが折った折鶴などもかざって、豊作を祈った。
ひな市(4月1日)
 月おくれの節句を前にひな市が開かれる。かつては寒河江の西町から上町方面まで大道店が道路狭しと立ち並び、あふれるほどの人でにぎわった。お雛様はもちろん、お雛様に供える焼きカレイ・かど(にしん)・つぶ(たにし) ・ところ(山芋の一種)・くわい・野菜等この地方ならではの珍味がならべられ、だんご木市にも匹敵するほどのにぎやかな市であった。起源は江戸時代といわれているがはっきりした年代はわからない。
 子どもたちは「おひなさま見せでけらっしゃい」。といって家々をまわった。男の子も女の子もお雛様の前では行儀よくして見て歩いた。おやつをいただけるのが楽しかったのかもしれない。今は、県内どこでも時代びな自宅公開や、ひなの展示が開催されている。享保雛・古今雛・内裏雛・芥子雛など京雛が並ぶ。
暮の市(12月25日)
 つめのおまつともいう。かつては西ノ町から上町まで道路の両側に、店がずらりと並んでにぎわった。正月用品を買う市。正月用の門松・うす・きね・ざっき(神様に供える木の小盆で毎年この市で買うもの)・はしご・脚立・まな板等日用品・ごぼう・にんじん・田作り・塩鱒などの食品等が雪道にあふれるほどならべられた。一年の終わりのおおづめの市である。現在は新町の通りで開かれる。

平成24年3月市立図書館発行「寒河江の人物・行事」リーフレットより

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