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花まつり

更新日:2022年3月4日

お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」
 4月8日は仏教の開祖、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」の日です。
 今から約2500年前、インドの国ヒマラヤのふもとでお釈迦さまが生まれた時、天も大変喜んで、甘露(神々の飲みもので、密のように甘く飲むと不老不死になるという)の雨がお釈迦さまにふりそそいだといいます。
 これにちなんで、花まつりでは生まれた時のお釈迦さまをかたどった誕生仏(右手は天・左手は地を指している)にみんなで甘茶(あまちゃ)をかけるのです。
 寒河江のどの寺でも4月8日に花まつりを行っていますが、少し暖かくなった4月29日には市内37のお寺でつくっている寒河江仏教会が主催する「花まつり稚児(ちご)行列」が行われます。これは明治時代から100年以上も続いている行事です。
 お稚児さんたちはお化粧をし、きれいなきものを着て冠をかぶります。
 稚児行列にはお釈迦さまの誕生日をお祝いすることで、稚児になった子どもたちが健やかに育ちますように、という願いがこめられているのです。
 仏教会では、まず4月第一日曜日、お坊さんが托鉢(たくはつ・お経を唱えながら家々の前に立って鉄の鉢にお金をいれてもらう)によって稚児行列の費用を集めます。お経の声が聞こえると人々がお布施をするために家から出てくるのも昔からの習慣です。
 当日の行列のスケジュールは次のようになります。

  • 午後1時 正覚寺 花まつり法要
  • 午後1時30分 行列出発
    お稚児40名・付添い40名、大谷幼稚園・寒河江幼稚園の園児たち合わせて約300名。
    この時お釈迦様を乗せた白い象を引く。
  • 午後2時30分 澄江寺到着
    お釈迦様に甘茶をかける。
    法要、 解散

 みなさんの中には小さい時稚児行列に参加した人もあったでしょう。
 桜が咲くころのかわいい稚児行列は、寒河江の春の風物詩になっています。

平成27年3月市立図書館発行「寒河江の人物・行事」リーフレットより

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