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「山寺が支えた紅花文化」が日本遺産に

更新日:2023年7月3日

 山寺と紅花をテーマに県が代表として文化庁に申請していたストーリーが、「山寺が支えた紅花文化」として平成30年5月24日に日本遺産に認定されました。
 山形県内では、平成28年度認定の「自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』~樹齢300年を超える杉並木につつまれた2,446段の石段から始まる出羽三山~」、平成29年度認定の「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」(酒田市)、「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」(鶴岡市)に続き、4件目となります。

日本遺産とは

 日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図ることを目的としています。

世界遺産や指定文化財との違い

 世界遺産登録や文化財指定は、いずれも登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行い、保護を担保することを目的とするものです。一方で日本遺産は、既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。
(文化庁ホームページ「日本遺産について」より)

「山寺が支えた紅花文化」について

ストーリーの概要

 鬱蒼と茂る木々に囲まれた参道石段と奇岩怪石の景勝地「山寺」。この山寺から始まった紅花栽培と紅花交易は莫大な富と豊かな文化をこの地にもたらした。石積の板黒塀と堀に囲まれた広大な敷地を持つ豪農・豪商屋敷には白壁の蔵座敷が立ち並び、上方文化とのつながりを示す雅な雛人形や、紅花染めの衣装を身に着けて舞う舞楽が今なお受け継がれ、華やかな彩りを添える。この地の隆盛を支えた山寺を訪れ、今も息づく紅花畑そして紅花豪農・豪商の蔵座敷を通して、芭蕉も目にした当地の隆盛を偲ぶことができる。
(下記「平成30年度『日本遺産』認定概要」より)

申請者と構成市町

申請者

山形県

構成市町

山形市、天童市、尾花沢市、寒河江市、山辺町、中山町、河北町、大石田町、白鷹町(令和元年度に大石田町、白鷹町が追加認定)

寒河江との関わり

 紅花が本市に伝えられた経緯は不明ですが、江戸時代ごろから最上川・寒河江川沿いに栽培されるようになりました。多くの農民が栽培に取り組み、紅花を取り引きする商人も多数いました。生花を取り引きする「花買場」が八幡原にあり、「花市」も開かれました。
 他に本市に関わるものとして、紅花染めの衣装を身に着けて披露される慈恩寺舞楽(国指定重要無形民俗文化財「林家舞楽」のうち)や、慈恩寺の本尊・本堂(共に国指定重要文化財)、これらが所在する慈恩寺旧境内(国指定史跡)が構成要素に含まれています。

関連リンク

文化庁ホームページ

山形県ホームページ

お問い合わせ

歴史文化・慈恩寺振興係
電話:0237-86-8231 ファックス:0237-86-2201

(代表)cherry@city.sagae.yamagata.jp

こちらのメールアドレスに頂いた問合せ等については、各課のメール アドレスから
返信する場合がありますので、寒河江市のドメイン(@city.sagae.yamagata.jp)からの
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